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そう来たか!受賞も納得、とにかく面白い「パラサイト」

2019年製作/132分/PG12/韓国
監督:ボン・ジュノ 主演:ソン・ガンホ

BLENDA:4.4 Yahoo!映画:4.06 映画.com:4.0

ライター S・Y

第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞、第92回アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門に輝くなど世界的に注目を集めた作品。これだけ話題になった作品なら見て損しないだろう、と軽い気持ちで見たら、思っていた以上に裏切られた、気持ちよく。

まず、半地下に住んでいるのは事前のPR情報で誰もが知っていたので、当然、その上層階の住人にパラサイトするのかと思っていた。その「パラサイト」の意味はそんな浅いものではなく、後半にいくにつれて、映画としてとてもうまく出来ているな〜と嬉しい裏切りにあう。

貧しいけれど仲の良い半地下一家

半地下でも決して暗いイメージを与えない、明るく仲良しのギテク一家。

wi-fiはもちろん上階の住人の物をキャッチ

そんな一家に、チャンスが訪れる。お金持ちのドンイク家に家庭教師として働くことをきっかけに、一家のパラサイトが始まる。

兄の次は妹、そして父、母。このストーリーもとても秀逸。こんなになんでもできる家族なのになぜ貧乏なんだろう、とちょっと不思議に思ってしまった。ここまででも、そういう寄生か〜とちょっと裏切られた気分で、すでに見て良かったと思い始めている私。

そして、後半は一気にサスペンスに発展。寄生する豪邸の中で、手に汗握る展開に一気に引き込まれていく。

そしてこの豪邸の中に、もうひとつのパラサイトが!なるほどね〜と、私的にはもうこの時点で大満足の展開。

あれよあれよと言う間にとんでもない展開に。半地下よりもさらに下には下がいる。

そして衝撃のラスト。キーワードは、「臭い」。どんなに頭が良くても、どんなに言動に違和感がなくても、隠しきれない半地下の「臭い」。悪気はなかったのに、どうしても消せない格差。

重い格差社会の話なのに、暗さがなくコメディ要素が強いのもとても良かった。それはギテク家族の仲の良さとポジティブな雰囲気が醸し出す色なんだと思う。

そして、何より言いたいのは、長男のギウ(チェ・ウシク)が、最初は頼りないへなちょこな雰囲気なのに、後半急に色っぽくなってしまい、カッコよくなったこと!いや、まじで後半好きになりました。

ビフォー ここからの

アフター! 気付いたらカッコよくなっていた!
人ってやっぱり、身なりって大事なんですね。
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